生きくらげの保存方法
食感が良くクセのないきくらげは、いろいろな料理に使える万能選手!
長期保存が可能な乾燥きくらげと違い、生きくらげは野菜と同じ「生もの」。新鮮な方が食感も良いので、なるべく鮮度を保つ状態で保存してください。
ここでは、冷蔵・冷凍・乾燥の3つの方法をご紹介します。
用途に合わせて保存することで、美味しくきくらげを食べることが出きます。
食べる前に必ず加熱調理
生きくらげはきのこですので、食べる前には必ず加熱することが大切です。
炒め物に使う場合は火が通るので問題ありませんが、サラダなどに使う場合には30秒ほど湯通ししてから使用してください。
また、生きくらげには表面に白い粉のようなものが付いていることがありますが、これはカビではなくキクラゲの胞子です。
安心してお召し上がりください。

すぐに調理できる
あらかじめ水で戻す必要がある乾燥きくらげは、水に浸しておく時間が必要となります。
その点生きくらげは、他のきのこと同じようにカットしてすぐに使えるため、気軽に料理にプラスして使用することができます。
生ならではのプリプリ食感
一度乾燥させたきくらげと、生きくらげの食感は別物!
ぷりっぷりの食感が味わえるのは「生きくらげ」ならではです!
国産が主流
輸入品が主流の乾燥きくらげと比べ、生きくらげは国産が主流。
安心して食べられる食材を探しているという方にもおすすめです。
冷蔵保存
保存期間:1週間程度
※きくらげから腐敗臭がする場合は、たとえ1週間以内でも破棄してください。

生のきくらげは4~16℃での保存が最も適しているため、野菜室で保存するのがおすすめです。
水気をふき取ってから、乾燥を防ぐためにビニール袋に入れて袋止めクリップなどで密封したり、ラップに包んで野菜室で保存すると、1週間程度日持ちします。
使いきれず余ってしまった場合は、きくらげが乾燥しないように袋やラップで包み同様に保存すれば大丈夫です。
この時、水に漬けてから保存すると、きくらげに吸収された水分が劣化を早めてしまう場合があります。表面が濡れていたら、軽く水を切ってから保存しましょう。
食べる前に再び水に漬ければ、プリプリ食感が戻りますよ!
冷凍保存
保存期間:約1か月

食べやすい大きさに切ったきくらげを30秒程度下茹でする。
水気をふき取り、小分けにして冷凍用保存袋などに入れて冷凍庫で保存します。
使用するときは、そのまま料理の中に入れるだけです。
point
あらかじめ下茹ですることで、解凍してすぐに食べることができます。
乾燥保存
栄養価もアップ!乾燥保存
もっと長期間保存したい方は、ご家庭で乾燥させることも可能です。
日当たりが良く、風通しの良い比較的涼しい場所にきくらげを干します。この時、乾燥を早めるために、きくらげを重ねないように置くのがポイントです。
きくらげが風で飛んでいかないようにして、3日程度干します。中の水分が完全に抜け切り、きくらげがパリッとしていれば完成です。
乾燥させたきくらげはジッパー付き袋やタッパーなど、密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保管してください。乾燥材があれば、一緒に入れるようにしましょう。
しっかり乾いていれば、半年~1年程度日持ちします。乾燥させると栄養素もアップするため、ぜひチャレンジしてみてください!